「あなたには逃げる義務がある」上司や組織に押しつぶされる前に逃げだそう！

こんにちは、”タカヒロ”です。

この記事は、山口周さんのボイシー放送「ウラヤマグチシュウ」で、 ”アクティビズムとしての「逃走」” の放送回を聞いて、考えさせられたことを記事にしています。
我慢強い私たちは、我慢の向こう側に得るものがあると強く信じています。それが自分を正しく成長させてくれる我慢か、心とからだがボロボロになる我慢なのか、深く考えず。
逃げることはネガティブ。負け犬。恥。信用の失墜。そう思うようにメディアや親から刷り込まれてきました。良いことも悪いことも、社会とはこういうものという暗示。
最初に感じていた違和感は、いつしか日常になっていきます。
社会的・倫理的視点（正しい理解）は自分の心がよく知っています。
上司から言われたから不正を働くような職業人生があっては自分に愛想が尽きる。
価値ある未来のためにダメ上司、ダメ組織からいち早く逃げ出す。
それが、心の健全を保ち、よりよい社会づくりへとつながると理解できた放送です。
（アクティビズム＝積極行動主義）
”ウラヤマグチシュウ”Voicy

1．逃げることで不正なリーダーや組織は淘汰される

逃げること自体が、社会の中からダメな組織、ダメなリーダーを撤退させる大きな圧力になっている。逆に言うと、我慢強くて、発言もしない、離脱もしないということは、ダメなリーダー、ダメな組織がずっと居続ける重要な要件になっている。
従順で反抗もしない、辞めもしない人達が部下にいると、リーダーは勘違いする。

”意見の出ない会議”はまさにダメ組織・ダメリーダーの作り出すものです。
意見が出ると潰されることもあります。意見を排除する傾向もあります。
これでは誰も話さなくなるのは当然です。
社会貢献できる「逃げる」なら、積極的な「逃げる」という選択肢ができます。

２．逃げる基準は「社会的・倫理的」視点を持つこと

逃げる理由は個人的なものではなく社会的なもの、倫理的なものという前提がある。ただ単に仕事が辛いだけとかの、個人的利得に理由がなってしまってはいけない

「社会的・倫理的」は”三方良し”で考えればわかりやすい。
”相手良し”　”自分良し”　”社会良し”
相手と自分に搾取される関係はなく、社会にとってよりよい未来を作り上げる活動。
３つのうち１つでも良い方向を向いていなければ「逃げる」理由となる。

３．悪事は思考停止した無批判な優等生が成す

（悪事を成す人は）目の前の物差しで自分の点数をあげたい、出世したいから与えられた仕事を一生懸命がんばる、与えられた仕事の善悪は問わない.。
周囲５メートル以内の人達がすべて、その先の世界にどういう影響を与えるのか、未来にどういう影響を与えるのかを全く考えない、思考停止した無批判な優等生が悪事を成す。

上司の言うことを真面目にこなせば、よりよい未来と幸せがあると信じていました。
10年経ち感じることは、
毎日同じことの繰り返し、退屈な仕事。
主体性がなくなり、充実感も少ない。
気づいたことは、
上司という他人の人生を歩んできたんだなということです。

４．考察

いつか良くなるだろう。

あの先輩なら意見を持っているし、いつか正しい方向へ変革してくれるだろう。

私が願った期待は叶いませんでした。

自分をよりよい場所へ連れていけるのは自分だけです。

職場で違和感を感じたときは、
まずは周囲を見渡すこと。

組織やチームをダメにしている"無批判な優等生"がいることを確認すること。

自分もその一部になっているのではないか、自問する。

自分が担っている行動によりよい未来が想像できるか、自問する。

自分の人生を他人に渡していないか。自問する。

自分の人生の主導権は自分が確実に握り、
押し進めて行く。
すべての選択肢は目の前に並んでいて、
それを選び取る人生。

他人から渡される選択肢に流されず、
選び取る人生。

主導権を取り戻すためにこの記事を書いています。

皆さんも気づいたときから行動を起こせば、遅いことは決してありません。

年齢が重なるといろんな意味で考え過ぎです。

シンプルに小さな行動から変えていきましょう。

この記事が、なにかの気づきや考えるきっかけになれば幸いです。