おすすめ本

山口周さんのVoicyを聴きました。人間は情報量の多さを求めている。

2022年7月13日

こんにちは、”タカヒロ”です。

本記事の内容
1.都市は人間が作ったもの
2.人間が作り出す情報量の多いものはアート
3.メタバースには課題がある
4.考察
読者さんへのメッセージ

この記事は、山口周さんのボイシー放送”ウラヤマグチシュウ”で、 ”都市部は情報量が多いという嘘” の放送回を聞いて、考えさせられたことを記事にしています。
五感を刺激し多くの情報量を与えてくれるのは自然。人間が作り出すもので情報量の多いものはアート。人間は情報量の多いものを求めている。都会にいればアートに触れ知的欲求を満たし、自然の中では圧倒的な情報量に五感で感動する。
10分の短いお話だが考えることが多くあった。

1.都市は人間が作ったもの

都市は人間が考えたもの、作ったものでできている。

建物、道路、自動車、電車、通信、など、

脳の中で作った情報が、ものになった集合体が都市。

人間が頭でつくる情報は、

自然と比べると、情報量が圧倒的に少ない。

なので、都市には人工物が多いため情報量は多くない。

2.人間が作り出す情報量の多いものはアート

19世紀の都市化・近代化に伴い、文明が発達。

情報が整理され、人間が作ったものに囲まれる生活になる。

人間が作った情報ではないもの、コントロールできないものは排除されていった。

そうすると、本来情報量の多いものを求める人間は、情報量の多いアートや音楽(クラシック音楽)を求めるようになった。

高密度な情報を持ったアートや音楽(クラシック音楽)はコントロール可能であり、生活に取り入れていくようになった。

3.メタバースには課題がある

メタバースには嗅覚と皮膚感覚の情報が足りない。

情報量の欠落した環境しか作れない。

感性や情動に訴えるには聴覚・嗅覚を刺激すること。

理性に訴えるには視覚。

嗅覚は脳の原始的部分であり根幹にあるため「本能」に訴えることができる。

匂いによって古い記憶を思い起こさせることも可能。

メタバースが世界に広がる中で、五感が弱くなっていく可能性がある。

意図的に五感を動かすことが必要になるだろう。

”ウラヤマグチシュウ”Voicy

4.考察

今後メタバースが世界や社会を変化させる。

一見デジタルという刺激的な環境が構築されるイメージが先行する。

自宅に居ながら現実よりも美しい場所を散歩することができたり、

アーティストが主催するイベントやコンサートにも自宅に居ながら参加することができ、

自らがアーティストとしてデビューすることも可能になるだろう。

メタバースにはいままで叶えられなかったことが、

叶ってしまう世界。

夢のような世界が広がるのだろう。

メタバースの未来にはワクワクすることが多い。

だから、メタバースとの距離感は適切に保っておくことが必要だ。

「本来人間は情報量の多さを求めている」

「五感が衰えないように刺激を与えることを忘れない」

この2点を忘れなければ、何か物足りない日常を繰り返すことはなくなるだろう。

以下2点を確実に実行、継続する。

「アートを身近なものとして置いておくこと」

「自然の中に身をおいて、周りの音や匂いを感じとること」

今後、五感の刺激が偏った世界が主流になっていくかもしれない。

意図的に五感を働かせる意識を持つことで、

どんな変化も楽しめる柔軟性が作られると信じている。

山口周さんのベストセラー






メタバースの今がわかる

「あなたには逃げる義務がある」上司や組織に押しつぶされる前に逃げだそう!

こんにちは、”タカヒロ”です。 本記事の内容 1.逃げることで不正なリーダーや組織は淘汰される 2.逃げる基準は「社会的・倫理的」視点を持つこと 3.悪事は思考停止した無批判な優等生が成す 4.考察 ...

続きを見る

"Kindle Unlimited キンドル アンリミテッド”読み放題で読書量が10倍になりました。

こんにちはタカヒロです。 アマゾンのプライム会員なんだけど、Kindle Unlimited「キンドル アンリミテッド」って何?一冊本を読むには時間もかかるし、わざわざ別費用払ってまでは必要ないよね。 ...

続きを見る

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

タカヒロ

看護師ブロガー。 読書でこころの整え方、天然素材で体の整え方を発信しています。 看護師歴22年。 アトピー歴34年。

-おすすめ本

Copyright© タカヒロ Blog , 2024 All Rights Reserved.